「熊本方式」で養豚の技術革新。
「熊本方式」とは、当社が2013年から試行錯誤を繰り返して創り上げた新しい生産システムです。
集約管理しロット形成することで、様々な情報を数値化して生産管理します。これまでの感覚的で職人的な飼育から、IOTを活用し“見える化”した近代的な養豚生産方式です。
特長
3つの特徴により完成する「熊本方式」
1
スリーセブン
システム
バラバラに生れてくる子豚を3週間に1度に集約して生産するシステム。これにより豚群(ロット)のスケールが大きくなり、戦術的な生産コントロールを可能にする。
2
ウイントゥーフィニッシュシステム
集約され大きなロットになって供給された子豚をそのまま受け入れて、途中で移動させずに出荷までシンプルかつダイナミックに飼育する方式。
3
オートソーターとタンクロードセルを使ったIOT養豚
①と②によってシステム化された大きなロットを自動計測管理し、見える化する事により最先端のIOT養豚で人と設備の生産効率を最大限に高める。
強み
「同じ日齢の大きなロットの豚」を「同じ規格の最新IOT豚舎」で飼育できる
3Sの実現
(simple・standard・specialty)
畜産は生き物相手で難しいといわれていた様々な弱点を克服!
3Sによって“弱点”は“強み”へ
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作業マニュアル化
- 集約されてシンプル化された飼養形態は、すべての作業をマニュアル化して標準化。業界TOPクラスの人材育成スピード。
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豚にとって最適な環境
- ウィーン・トゥ・フィニッシュ舎では同じ日齢の豚を集約し、離乳した子豚を移動させずに出荷まで肥育するため環境設定を比較分析しやすい。
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数字で豚を飼う
- 給餌施設も可能な限り自動化。給餌量を把握するため、豚舎ごとに飼料タンクにロードセルを設置。飼料の在庫量を明確化し、摂食状態を分析できる。
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マイスターが巡回
- 種付けマイスター、分娩マイスター、肥育マイスターなど特定の部門を極めたスーパーバイザーが作業集中時に各農場を巡回。従業員間でサポートし合うシステムを確立。
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働く意欲と成果
- 3週間に1度、生産成績検討会を開催。各農場の課題を整理し、すぐに現場にフィードバックすることで毎ロット目標を持って取り組み、社員教育につなげている。